台所水栓の不具合による水漏れ症状への対処法
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台所水栓からの水漏れのパターン
台所水栓の水漏れで多いパターンとしては、
1)スパウトの不具合
2)水栓本体横のビスの緩み
3)シャワーホースが原因による水漏れ
4)カートリッジの劣化
など様々です。では簡単に解説していきたいと思います。
1)スパウトの不具合
台所水栓のスパウトと呼ばれる部分は吐水の方向を変える重要な部分です。
このスパウトの不具合によって水漏れが起こることがあります。
台所水栓は毎日のように水や洗剤を使いますよね。
また、スパウトの中には常に水が流れていますので、
水垢の付着、洗剤などの付着も必然なのです。
つまり、日常の台所作業により意識していなくとも
日に日にスパウトの内外部は劣化しているのです。
その中でもスパウトの固着が挙げられるのですが、
最低でも月に1回程度はスパウトの部分を回すようにしましょう。
そして、スパウト内のパッキンやバルブの劣化や故障によっても水漏れが起こります。
パッキンが原因の水漏れであればホームセンターなどで購入し、
新しいパッキンを取り付けることで解消することができますが、
バルブが原因の場合は経験のない方では特定が難しいです。
この場合は、無理せず水回り専門の業者におまかせください。
2)水栓本体横のビスの緩み
次に、水栓本体のビスの緩みによる水漏れです。
水栓本体がガタついている場合、
ビスを締めなおしてあげる事で水漏れが解消する場合もあります。
ただ、ビスの締め直しには六角レンチが必要になります。
3)シャワーホースが原因による水漏れ
シャワーホースが原因による水漏れもとても多いです。
ただ、一口にシャワーホースといってもその箇所により原因は様々です。
【シャワーホースが原因の水漏れ】
・シャワーホース本体による水漏れ
・シャワーヘッドとホースの繋ぎ目からの水漏れ
・シャワーヘッドの吐水口からの水漏れ
本体による水漏れはホースの経年劣化によるものが挙げられます。
そして繋ぎ目からの水漏れの場合は、
内部のパッキンの劣化によるものがほとんどです。
また吐水口からの水漏れの場合は、
水栓(蛇口)本体のバルブカートリッジの故障が原因であることが多いです。
特にシャワーヘッドに水の出方を変えるボタンがない場合は濃厚です。
4)カートリッジの劣化
水栓内のカートリッジというのは、
水量の調整や”お湯”と”水”の切替えを行ってくれる重要な部分でもあります。
このカートリッジは耐用年数も10年程度である場合が多いので、
ご自宅の台所が10年以上経っており、
水栓本体から水漏れが生じている場合は、
カートリッジの劣化も疑いましょう。
このカートリッジはパッキン同様にホームセンターでも購入できますが、
注意点として購入の際は品番やメーカー適合品であるかをきちんと確認しておきましょう!
品番やメーカー適合品が合っていないと当然、
取り付けることはできません。
具体的にどれがいいのかわからない場合はやはり無理せず
当社のような水回り専門の業者におまかせください。
まとめ
今回は台所水栓の不具合の対処法について紹介しました。
ぜひここで書かれている内容を理解し正しい対処法を知っておきましょう。