水道詰まりの修理の相場はどれくらい?
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そこでこの記事では、水道詰まり修理の相場や、優良な修理業者を選ぶためのポイントなどを詳しくご紹介していきます。この記事を読むことで、費用に関する不安が解消されるはずです。
水道つまりの修理の相場はどれくらい?
水道詰まりの修理費用は、詰まりの具合や詰まった場所、使用する器具などによって大きく変動します。ここでは、一般的な相場を5つのケースに分けてご紹介します。1. 軽度の詰まり(薬剤洗浄・真空ポンプ):5,000円~15,000円
洗面所やキッチンの排水溝などで、比較的軽度の詰まりであれば、薬剤洗浄や真空ポンプを用いた作業で解消できることが多いです。この場合の費用相場は、8,000円~15,000円程度となります。2. 中度の詰まり(トーラー作業):15,000円~30,000円
排水管の奥深くで詰まりが発生している場合、トーラーと呼ばれるワイヤー状の器具を使って、詰まりの原因を削り落とします。この作業の費用相場は、15,000円~30,000円程度となります。3. 重度の詰まり(高圧洗浄):30,000円~50,000円
長年の汚れの蓄積や異物による詰まりなど、重度の詰まりは高圧洗浄機を使っての解消が有効です。他の方法では詰まりが解消されない場合に使用されており、高圧の水流で詰まりの原因を除去します。費用相場は、30,000円~50,000円程度と、他の作業に比べて高額になる傾向にあります。4. 部品交換:10,000円~20,000円
排水管の部品が破損している場合や、劣化が進んでいる場合には、部品交換が必要となることもあります。作業費・部品代・廃材処分費などを含めて、10,000円~20,000円が相場となります。5. 特殊な作業:50,000円以上
特殊な作業が必要となる場合や、大掛かりな工事が必要となる場合には、50,000円を超えることもあります。例えば、トイレの詰まりが酷く、便器を取り外して高圧洗浄をおこなった場合や、外部排水枡の掃除が必要な場合などが該当します。水道の修理業者を選ぶ際のポイント
では、修理を依頼する業者はどのように選べば良いのでしょうか?詰まりの度合いにもよりますが、大きな出費になりますので、焦らず慎重に選ぶようにしましょう。以下に、修理業者を選ぶ際のポイントをまとめました。
・水道局指定の工事店か
水道局指定工事店とは、各自治体の水道局から認定を受けた業者を指します。この認定を受けるためには、資格や技術力、適切な機器の保有など、一定の基準を満たす必要があります。指定工事店であれば、給水装置や排水設備などの幅広い工事に対応でき、施工の質も安心できるでしょう。
一方、指定されていない業者が修理を行うことは違法ではありませんが、技術力や料金設定が不透明なこともあります。
・料金設定は適正か
水道回りの修理費用は、作業内容や使用する器具によって大きく変動します。そのため、複数の業者から見積もりを取り、内訳の料金を比較検討することが大切です。相場よりも大幅に安い料金を提示してくる業者は要注意です。後から追加料金を請求されたり、技術不足でずさんな工事をされるリスクがあります。また、水道局指定工事店であれば、水道局の管理下にあるため料金設定が適正である傾向があります。
・資格や実績があるか
業者の技術力や信頼性を判断するためには、保有している資格や過去の実績を確認することが大切です。例えば、「給水装置工事主任技術者」という国家資格は、水道工事に必要な専門知識と技術を持つことを証明しており、水道局から指定を受けるために必要な資格でもあります。また、業者のホームページや口コミなどで、過去の施工事例や利用者の評価を確認することで、技術力の確認ができるでしょう。
まとめ
今回は、水道詰まりの修理の相場や、修理業者を選ぶ際のポイントなどを紹介してきました。修理費用は、詰まりの度合いや場所、使用する器具などによって大きく変動します。軽度の詰まりであれば5,000円~15,000円、中度の詰まりは15,000円~30,000円、重度のつまりは30,000円~50,000円程度となります。
特殊な作業が必要となる場合は50,000円を超える場合もあり、部品交換が必要な場合は10,000円~20,000円程度が相場とされています。
優良な修理業者を選ぶポイントは、水道局指定の工事店か・料金設定は適正か・資格や実績があるか、の3つになります。これらのポイントを踏まえて業者を選ぶことで、安心して水道修理を依頼できるでしょう。