排水管の高圧洗浄をする目安はどれくらい?
ブログ,お知らせ
ローポンプ作業で詰まりが解消されない場合、高圧洗浄をする必要があるかもしれません。
なぜならローポンプで仮に詰まりを解消したからといっても根本的に排水管内の問題をクリアにしたことにはならないからです。
ローポンプ作業で詰まりを解消したものの、
・最近、また排水の流れが悪くなってきた気がする
・排水から嫌な臭いがする
・ゴキブリやハエなどの害虫をよく見かける
など一つでも該当する場合は、高圧洗浄にて排水管の洗浄を行った方が良いかもしれません。
・浴室排水の場合:髪の毛・シャンプー・リンスなどの石鹸カス
・台所排水の場合:油汚れ・食べかす等
・洗面排水の場合:髪の毛・髭・石鹸カス等
などが日に日に排水管の中へ蓄積されています。
これらが少しずつ蓄積されるとどうなるでしょうか?
そうですね、排水管を通る水の流れは悪くなり最悪の場合、排水管が詰まってしまいますし、害虫にとっても排水管内は過ごしやすい空間になってしまいます。
こうなってしまうとローポンプ作業だけでは当然解消できませんし、大規模な修繕工事にも発展し兼ねません。
そのためできれば早い段階で高圧洗浄による排水管洗浄をした方がいいのです。
では、実際どれくらいの目安で高圧洗浄をすればいいのでしょうか!?
マンション・アパート、一戸建ての場合で解説します。
アパートやマンションなどの集合住宅の場合
【1年に1回(定期清掃)】
アパートやマンションなどの集合住宅は色々な人が住んでいます。つまり、排水の使い方も様々ですので、キレイに使っている方もいれば、何から何まで排水に流している人もいるわけです。
ということは排水も相応に汚れていることは容易に考えられますよね。
その為、マンション・アパートなどの集合住宅においては、1年に1回の定期清掃は必須と言えるのです。
一戸建て住宅の場合
【築5年以降は1〜2年に1回を推奨】
一戸建ての場合は、集合住宅とは違い排水を使っている人も限定されてきますので、使い方によっては築年数の割には排水菅が汚れていないケースもあります。
ただ、日常生活をする上で、
・洗濯用排水
・浴室用排水
・台所用排水
・洗面用排水
これらは必ず使用すると思いますので、やはり5年辺りを境に排水菅はかなり汚れてしまいます。逆に使い方が悪い場合、5年以内でも排水が詰まってしまうことも十分にあり得ます。
排水管の高圧洗浄は本当に必要?
排水管の洗浄は排水管が詰まってから…、と考えられがちなのですが、詰まってからだと遅い場合もあります。
例えば、排水管が詰まってしまった場合、
【排水管つまり解消フロー】
1:詰まった箇所の特定
2:詰まりの原因を除去
3:排水管の洗浄
こおような大変な作業になってしまいます。仮に排水管にこびりついてしまっている汚れが簡単に除去できない場合、更に強力な高圧洗浄が必要になることもあります。
排水管も年数によって劣化することを考えると更に強力な高圧洗浄は、排水管にかなりのダメージを与えることになります。
また、集合住宅においては排水が詰まってしまうと他の近隣の住居でも水漏れなどのトラブルに発展し兼ねません。
以上のことを考慮してもやはり高圧洗浄による定期的な排水管の洗浄は必要だと言えるはずです。
定期的な排水管の洗浄を行うことによって、排水管の寿命も伸び、先ほどの、
・最近、また排水の流れが悪くなってきた気がする
・排水から嫌な臭いがする
・ゴキブリやハエなどの害虫をよく見かける
といったリスクも激減するわけですね。ただ、排水管の高圧洗浄が難しいケースもあります。
排水管の高圧洗浄が難しいケース
・夜間の作業(騒音トラブルになる可能性)
・集合住宅の他の住人との共有スペース(ベランダ排水口等)賃貸オーナーや管理会社の許可がないケース
・洗濯機の移動ができないケース(洗濯機の下に排水口が隠れてしまっている)
以上の場合、高圧洗浄が難しい事もありますので高圧洗浄で洗浄したいけど、依頼しても良いのかわからない…、そんな場合は一度当社にご相談くださいませ。
高圧洗浄についてまとめると、高圧洗浄で定期的に洗浄することで、
・排水管の寿命を延ばす事に繋がる
・害虫発生の抑制に繋がる
そして、
・集合住宅では1年に1回の高圧洗浄によるメンテナンスが望ましい
・一戸建て住宅においては築5年以降は1〜2年に1回が望ましい
以上のことが言えます。また、高圧洗浄は費用も高いと思われがちなのですが、排水管の洗浄を怠ったばかりにトラブルが起こってしまうと、洗浄費以上の修繕費用になる事もあります。
・最近、また排水の流れが悪くなってきた気がする
・排水から嫌な臭いがする
・ゴキブリやハエなどの害虫をよく見かける
こういったトラブルの前兆を感じた場合は、ぜひ当社にご連絡ください。