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入居前の浴室清掃、業者はどこまで対応可能か?

スタッフブログ

賃貸物件や中古物件への入居前、「ハウスクリーニング済みのはずなのに汚れが気になる」「前の住人の使用感を完全に消したい」というニーズは非常に高いです。浴室クリーニング業者が「どこまで」やってくれるのか、その詳細を解説します。

業者が標準で対応する範囲(結論と要点)

お風呂掃除の専門業者が「標準プラン」で対応する主な範囲は、以下の通りです。

業者が標準で対応する箇所

  • 浴槽(バスタブ): 表面のザラつき(水垢・石鹸カス)の除去。
  • 壁面・床・天井: 全面の洗浄とカビ取り。
  • 照明器具・鏡: 表面の清掃(鏡のウロコ取りはプランにより別料金の場合あり)。
  • 蛇口・シャワーヘッド: 水栓金具の磨き上げ。
  • カウンター・収納棚: 取り外し可能なパーツの洗浄。
  • 排水口: 表面およびトラップの分解洗浄。
  • ドア: 隙間のカビやカリカリに固まった汚れの除去。

【重要】オプション扱いになりやすい箇所

以下の箇所は、標準料金に含まれず「追加オプション」となるケースが多いので注意が必要です。

  • エプロン内部: 浴槽の側面カバー(エプロン)を外した中の高圧洗浄。
  • 追い焚き配管: 風呂釜の内部配管の除菌・洗浄。
  • 浴室換気扇の内部: フィルターだけでなく、シロッコファンなどの分解洗浄。
  • 鏡の強力ウロコ取り: 特殊な研磨機を使用する場合。
  • 防カビコーティング: 洗浄後のカビ発生抑制仕上げ。

入居前に業者へ依頼するメリット・デメリット

賃貸物件の場合の注意点

賃貸の「クリーニング済み」は、大家さん側が安価な業者に一括依頼していることが多く、細かいカビやエプロン内部までは手が回っていないことが多々あります。

  • 大家・管理会社の許可: 入居後に自分で別業者を呼ぶのは自由ですが、作業中に設備を破損させた場合の責任所在を明確にするため、一言伝えておくと安心です。

ハウスクリーニング vs 家事代行

  • ハウスクリーニング: プロ専用の強酸性・強アルカリ性洗剤や高圧洗浄機を使い、蓄積した汚れを「削ぎ落とす」のが目的。
  • 家事代行: 一般的な家庭用洗剤と道具を使い、日常の掃除を「代行する」のが目的。入居前なら、ハウスクリーニング一択です。

浴室クリーニングの料金相場

浴室クリーニングの費用は、依頼する作業の範囲によって段階的に設定されています。まず、壁・床・天井・浴槽といった基本的な箇所を網羅する「標準清掃プラン」の相場は、12,000円から18,000円程度です。作業時間の目安は2時間から3時間ほどで、一般的な生活汚れやカビはこの範囲で十分に除去可能です。

さらに徹底的な清掃を希望する場合、複数のオプションを組み合わせることになります。浴槽の側面カバーを取り外して清掃する「エプロン内部洗浄」は、標準料金にプラス3,000円から5,000円で追加でき、作業時間は30分ほど延長されます。また、衛生面で特に重要視される「追い焚き配管洗浄」は15,000円から20,000円と高額になりやすいですが、プロによる1時間程度の除菌作業によって、配管内部の雑菌を根こそぎリセットできます。

その他、換気扇の内部まで分解して洗う「浴室換気扇分解洗浄」はプラス3,000円から8,000円、鏡の頑固なウロコ取りなどは数千円の追加費用がかかるのが一般的です。これらをセットで依頼すると、トータルで30,000円から40,000円前後になることもありますが、入居前に一度リセットしておくことで、その後の日々の手入れが劇的に楽になります。

安い業者の見分け方

  • 損害賠償保険の有無: 万が一、鏡を割ったり壁を変色させた際の保証があるか。
  • 駐車料金の有無: 提示価格に駐車場代が含まれているか。
  • 口コミの具体性: 「カビが完全に消えた」「接客が丁寧」など、入居前清掃に強い業者の評価をチェック。

プロの道具と洗浄方法

プロが短時間で劇的に綺麗にする理由は、汚れの性質に合わせた「化学反応」の使い分けにあります。

  • 黒カビ(生き物): 塩素系洗剤で殺菌・漂白。
  • 水垢・金属石鹸(硬い汚れ): 酸性洗剤で中和して溶かす。
  • 皮脂汚れ・ヌメリ(油汚れ): アルカリ性洗剤で分解。
  • 道具: 高圧洗浄機(エプロン内部用)、特殊パッド(鏡用)、各種硬さの異なるブラシを使い分けます。

業者でも落ちない「限界ケース」

依頼前に知っておくべき、プロでも解決できない問題があります。

  1. ゴムパッキンに深く入り込んだカビ: 長年放置されたカビは、ゴム内部の組織まで破壊しているため、漂白しても「黒いシミ」として残ることがあります。
  2. プラスチックやタイルの変色: 汚れではなく、経年劣化による「黄ばみ」や「素材の剥げ」は掃除では直りません。
  3. 石材への浸透汚れ: 大理石などの天然石に染み込んだ染料や油。
  4. ひび割れ(クラック): 物理的な破損はリフォームの領域です。

まとめ:入居前におすすめの「最強セット」

中古物件や、前の住人の形跡が気になる賃貸への入居なら、以下の組み合わせがベストです。

  • 標準清掃エプロン内部洗浄追い焚き配管洗浄

特に「追い焚き配管」は、前の住人の皮脂や雑菌が配管内に残っているため、衛生面を気にするなら最優先のオプションです。依頼時は、**「入居前なので、できるだけ前の使用感を消したい」**と明確に要望を伝えることで、重点的に作業してもらえます。

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