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台所詰まりのほとんどの原因は油汚れによるもの?

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「最近台所排水の水の流れが悪くなったかも?」


 こう思った時は排水詰まりを起こしてしまう前兆です。


台所排水には毎日微量の油汚れが流されています。


例えば、


・料理し終わった後のフライパンについた油


・お皿についたドレッシング


・揚げ物を入れていたお皿


など普段の食生活における様々な場所で油が用いられています。


これらの油が洗い物をしている際に微量ずつですが、排水パイプに溜まっていくのです。(油汚れ以外にも食べカスなども含まれます) 油汚れが少しずつ溜まっていくとどうなるか?


そうですね、排水パイプが詰まりを起こします。


詰まってしまうと水が流れなくなりますので、洗い物が出来ません。 では、解消するためにどうするのか!?ということなのですが、ローポンプによる作業や高圧ポンプ、そして排水管に詰まりが生じてしまった場合は高圧洗浄などで解消するようになります。


 詰まり具合にもよりますが、やはり普段からキッチンがつまらないようにする為に気をつけたいですよね。

洗い物の際に気をつけること


普段の生活の中でキッチンを使う際に気をつけたい事をいくつかご紹介します。気をつける事としては、


① 大量の油を排水に流さない
② なるべく三角コーナーを通して排水する
③ 定期的の排水のメンテナンスを行う


この3つに集約する事ができます。

①大量の油を排水に流さない

唐揚げや天ぷらなどに使用された油などを排水に直接流してしまうと当然詰まりの原因になります。


「え!?油って行きたいだから大丈夫じゃないの!?」 と思ってしまいそうですが、油は冷えると固まってしまいます。


特に冬に油を流した後、水を流してしまうと油は固まってしまいます。


そのような行為が何度も続いてしまうと当然油汚れは蓄積され、台所排水が詰まってしまいますよね。 「そしたら、熱い油なら大丈夫なの!?」 って事ですが、熱い油はそれだけでも危険ですし、排水に流す事で排水パイプや排水管を損傷してしまう可能性があります。


その後に水を流してしまうと、やはり先述したように排水管内で油が固まってしまうのです。 ではどうすればいいのか!?

◼️唐揚げや天ぷらなどに使用された油の処分方法


・市販の油を固める薬剤で油を固めて可燃ゴミとして捨てる


・ペットボトルなどに溜めてホームセンターなどで回収してもらう など、使用後の油も処分の方法はありますので排水として流してしまうのだけはやめましょう!

②なるべく三角コーナーを通して排水する


カップラーメンを食べた後やカレーの残りなどを廃棄する場合、小さな食材も中に含まれています。


その小さな食材をそのまま排水に流してしまうと、当然詰まりの原因になってしまいます。


特に排水管は直線ではなく曲がっている箇所もあります。また、排水管自体が太く大きなものでもありませんので、そういった小さな食材が流れていくと必然的に詰まってしまいますよね。


 私の過去の経験なのですが、野菜の切れ端をそのまま排水に流していた人もいらしたので、流す物の中に食材が含まれる場合は、三角コーナーを通してから排水に流すようにしましょう。


たったこれだけの事なのですが、排水管にとっては大切な事なのでこの記事を見た方は是非実践してください。

③定期的の排水のメンテナンスを行う


そして最後に排水の定期的なメンテナンスについてです。


排水は何もメンテナンスしていないと、汚れが溜まる一方です。 そのため、定期的にメンテナンスをしてあげる事で、詰まりを起きにくくする事ができます。


その中でも簡単に行えることとして紹介できるのが、パイプクリーナーに取るメンテナンス方法です。

◼️パイプクリーナーによるメンテナンス


ドラッグストアやホームセンターなどに液体パイプクリーナーなどが安価で販売されていると思います。


このパイプクリーナーを1週間〜2週間に1回程度利用するだけでかなり変わってきます。


ちなみにパイプクリーナーの使用方法は簡単で、パイプクリーナーを排水溝の中に流して、30分〜1時間程度時間をおいてから水を流すだけです。 また、パイプクリーナーが手元にない場合は、重曹とお酢を使用する方法もあります。


お酢の中にはクエン酸が含まれていて、水垢、カルキ成分を分離する働きをしてくれます。完全に詰まってしまっている状態の場合は効果はありませんが、水がある程度流れている状態であれば水の流れを良くする事ができます。


【重曹とお酢を使った洗浄方法】


”重曹2:お湯2:お酢1”の割合で材料を用意し、排水溝の中に重曹を入れます。そして、しばらくたってから「お酢」+「お湯」をかけるとシュワワワ~と泡が立ち、パイプ内部を洗浄する事ができます。


 以上のメンテナンスを日々定期的に行うだけでも洗面の詰まりを起こりにくくさせる事ができますのでオススメです。


ぜひ、1週間に1度程度は洗面排水のメンテナンスを行うようにしてください。

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